知の旅

真のリーダー人材に欠かせない知識を 追求する「知の旅」。知識がなく敗れ去る、世界の歴史で幾度も発生した事実は今でも変わりません。 脳科学、世界史、宗教、東洋思想、日本人の価値観、リーダーシップ論、マネジメント論、各戦略論などで「知の旅」をし、役に立つ情報をお届けします。

「知の旅」を行う理由とは?

「教養」ブームですが、確かに知らなければ何も始まりません。 もともと、『孫氏の兵法』『クラウゼヴィッツの戦争論』を研究し、当時勤務していた会社の戦略立案で大いに活用していました。そこから中国古典に興味がいき、当時ブームになっていた『論語』を…

リーダーシップ論コラム序章.「リーダーシップ論」をなぜとりあげるか?

「リーダーシップ」と「マネジメント」の違いは何? 多くの場合、双方の違いが認識されないまま、混同されているのが現状かと思います。 1.あまり知られていない「リーダーシップ論」 「リーダーシップを発揮せよ!」、常套句のように使われますが、「リー…

リーダーシップ論コラム1:「マネジャー人材からリーダーシップ人材育成」へとシフト

企業が求める人材は「マネジャー人材」から「リーダーシップ人材」へとシフトしている理由は、日本企業の下記現状のためです。「マネジャー人材」と「リーダーシップ人材」は全く異なります。「リーダーシップ人材」の役割とは何か?その役割を達成できる人…

リーダーシップ論コラム2.器用人材は「リーダーシップ人材」にはなれない?

「脳科学の旅」で記載しましたが、「集中力がなくミスが多い」「記憶力もあまりよくない」「自分自身の能力に強いコンプレックスを持ち、努力できる」人材こそが、企業の未来を想像し創り上げていく、「リーダーシップ人材」です。 「リーダーシップ」は誰で…

リーダーシップ論コラム3.「リーダーシップ人材」の真骨頂

「リーダーシップ人材」には新しい可能性が鮮明に見えています。未来に不安を抱える従業員には「リーダーシップ人材」が描く「未来図」は希望の光。「リーダーシップ人材」は実現に全身全霊を使います。 競合チェーン店に対し自社100店舗で挑む時、最初から…

リーダーシップ論コラム4.「リーダーシップ人材」の限界

「リーダーシップ人材」の限界は、「他の意見をなかなか受け入れることができない」点です。なぜか?「リーダーシップ人材」は、他の人には見えていない未来の景色が鮮明に見えています。同レベルの異なる意見は「なるほど」と大いに参考にしますが、未来の…

リーダーシップ論コラム5.「マネジャー人材」の役割

「マネジメント人材」の役割:1~3で成果を出す 1:チームマネジメント 2:進捗管理 3:ボスマネジメント 1.チームマネジメント ○部下の強みを築く ・マネジャーの仕事は部下の強みを築くこと。自己認識を促すことではない。 『最高のリーダー、マネ…

リーダーシップ論コラム6.「リーダーシップ人材」の選出

先述の通り、不器用人材は戦略的素質を持っています。大体強いコンプレックスを持っていますので、磨けば相当な「リーダーシップ人材」になります。ミスが多く、モノ覚えもあまりよくないけれど、ひたすら努力ができる人材を如何に見つけられるか?がポイン…

リーダーシップ論コラム7.「リーダーシップ人材」の素質

「リーダーシップ人材」になれるか?は「リスクをとってでも勝負できるか?」心胆にもあります。ミスなくやってきた「秀才」人材では無理です。不器用人材が「リーダーシップ人材」になれる理由は、失敗に慣れている側面もあります。 ・リーダーシップの鍵は…

リーダーシップ論コラム8.「リーダーシップ人材」が力を発揮する方法

多くの企業は戦略策定時、最初から経営幹部を集め、合宿などを行いながら構築する傾向がありますが、そのような戦略はほとんど力がありません。最初から「金平糖の角が落ちている」ためです。ボストンコンサルティング等の外資系コンサルティングファームの…

脳科学コラム1.「仕事ができる人」ってどんな人?

脳科学コラムを書く際、以下2人の先生の本をほぼ全て読破し(31冊)、分析。 ○池谷 裕二氏 東京大学 薬学部教授 脳科学者 ビートたけしと安住アナウンサーが主演を務める土曜日夜のニュース 番組「新・情報7daysニュースキャスター」によく出演されているの …

脳科学コラム2.「ゆでないカエル」思考とは?

「脳の柔軟性」、かなり奥が深い話です。変化への適応力の例として、よく挙げられるのが「ゆでカエル」。カエルをいきなり熱湯に入れたら、カエルは驚きすぐにジャンプして脱出をはかります。しかし「ゆでカエル」、最初は適温につかり、徐々に湯の温度があ…

脳科学コラム3.ルーティンワーク、マンネリが脳を衰えさせる

脳の本質の1つは「モノとモノを結びつけて新しい情報を作る」こと。常に外からの情報を求めています。その為には「自分はもっと成長したい」原動力が必要。ルーティンワークで満足し「今のままでいいや」とう姿勢では全てが台無しになります。 爆発的成長プ…

脳科学コラム4.「脳が老ける」って何?

「知りたい・学びたい」「達成感を味わいたい」は脳の本能です。爆発的成長プログラムはこの本能に忠実に従っています。 ・「脳が老ける」とは夢を持てなくなること。 『脳には妙なクセがある』池谷 裕二 著 扶桑社新書発行 ・脳にとっての幸福は、学び続け…

脳科学コラム5.「頑固」は頭が悪い?

脳には「モノとモノを結びつけて新しい情報を作りたい」「その為の刺激が欲しい」という性質の反面、「さぼりたがり」「思い込みが強い」という何とも厄介な性質を持っています。 爆発的成長プログラムは「さぼりたがり」「思い込みが強い」を崩します。 脳…

脳科学コラム6.ナポレオンって、やっぱり天才すぎる!

爆発的成長プログラムでは、「言語性知能」だけでなく、「地頭の良さ」と呼ばれる、生まれつきの要素が強い「非言語性知能」も鍛えます。 ・知能には大きく「言語性知能」と「非言語性知能」がある。前者は読書で教養を積む など、後者は「地頭」と呼ばれる…

脳科学コラム7.年齢は関係ないと言うけれど・・。

脳力は30歳を超えると一気に開花します。ということは、20代のうちに土台をしっかり作ることが必要です。 ・一見関係のないものとものの間につながりを感じる能力は、30歳を超えると飛躍的に 伸びる。30歳まではフレームの構築に力を入れ、フレームが構築で…

脳科学コラム8.アウトプットの法則

知識は、その知識をいかに使うか?で「知識」は「その人独自の知恵」へと変わります。爆発的成長プログラムでは、企業の成功・失敗事例を洪水のように提供し「その知識を使って、どうアウトプットするか?」をひたすら実施します。あらゆる事例が自分 の血肉…

脳科学コラム9.ある程度のストレスは必要ですよ!

更に自分自身に適度なストレスをかけることが必要です。 この点も爆発的成長プログラムで達成します。 ・脳はすぐには変わらない。脳細胞を鍛えるのは、筋トレと一緒。毎日少しずつ鍛えて いく。自分に合ったストレスをかけながら、徐々に目標をあげていく。…

脳科学コラム10.「努力できる」は才能?

脳科学コラム10.「努力できる」は才能? 「努力できること」は一つの才能です。 「伸びしろ」観点から考察すると、目先のことをそつなくこなしていくタイプよりも 努力できるタイプの方が、はるかに伸びます。 ・「努力できること」は生まれつきの才能。…

脳科学コラム11.全ては「知的好奇心」次第だったりします。

より良い「ゆらぎ」は知的好奇心次第。「入力+ゆらぎ(知的好奇心)=より優れた出力」を生み出せるかどうか?「感情が盛んな時こそ、よりモノを覚える」背景にも、このロジックがあります。爆発的成長プログラムでは「この情報、面白いな」視点を非常に重…

脳科学コラム12.ミスが多い人、悩んでいる人はダイヤの原石?

コラム10で記載しましたが、「努力できる」というのはひとつの大きな才能です。 ケアレスミスが多い、且つそのことにコンプレックスを持って努力している人は、 まさにダイヤの原石です。脳のストッパーを外すことで才能が一気に開花します。 ・アイデアが…

脳科学コラム13.「自分自身を信じる」は、後から生れる。

上司から「もっと自分に自信を持てよ」と言われることがあるかと思います。 それでも「自分に自信を持てない」理由は、自分自身が納得していないからです。 成果を挙げていくと、いつのまにか「自分ならできる」へスイッチします。 ・未来を予測する最善の策…

脳科学コラム14.「作業興奮」、ってどんなこと?

やる前からモチベーションがないのは当たり前。 今日はモチベーションがないなと感じた時、まずは手を動かします。手を動かしてくるとどんどんのめりこんでいくことを「作業興奮」と言います。 ・手を動かさなきゃ、脳は働かない。 『脳はこんなに悩ましい』…

脳科学コラム15.「成人発達理論」って何?

欧米組織では、人材育成や組織開発で活用されているが、残念ながら日本では全く浸透していない理論です。人の成長を5段階にわけ、次のステージへと移行を促す考え方。 発達段階1:思春期 発達段階2:成人の10%がこのレベル。 自分メインで、相手の立場に…

脳科学コラム16.目標設定にもコツがある?

下記、意見が分かれているが、そもそも意見がなぜ分かれているのか?その理由は、 成人発達理論の「その人の発達段階が考慮されていない」点にある。レベル2であれば池谷氏であるが、レベル4では中野氏となる。 ・仕事で達成感を感じるためには、「目標は…

脳科学コラム17.やっぱり「好き」が一番!

モチベーション対策として「作業興奮」がありますが、「この仕事が好き」に勝る モチベーション対策はありません。 ・「出生したい」など目標を多く挙げる人ほど、仕事は長続きしない。「好きだから」 に勝るモチベーションはない。 『できない脳ほど自信過…

脳科学コラム18.1人より皆で力をあわせて

人間には「1人より皆で力を合わせて」という性質があります。爆発的成長プログラムが「数人を1グループとし、グループ全員でモノを考え、結果を出す」という形をとっている理由は、この点にあります。 ・人の脳には、食欲と同様、他人とのコミュニケーショ…

脳科学コラム19.ストレス対策?とにかく歩きましょう!

「心技体」、正にその通りだと思います。体を整えていると、心も整ってきます。 ストレスの自己認識(自分はどれだけストレスを浴びているか?)は難しいので、メンタルがやられる前に、体を動かすことを日課とすることがとても大切です。 ・人それぞれ持っ…

脳科学コラム20.日本人の特徴

「災害大国」だからこそ、不安を感じる遺伝子が多いのは当然と言えば、当然の気がします。自分自身の根っこにそのような仕組があると理解すると、もっとチャレンジできるかと思います。自己認識は大切です。 ・日本が地球上の総陸地面積で占める割合は0.28%…