「脳科学」の旅
「教養」ブームですが、確かに知らなければ何も始まりません。 もともと、『孫氏の兵法』『クラウゼヴィッツの戦争論』を研究し、当時勤務していた会社の戦略立案で大いに活用していました。そこから中国古典に興味がいき、当時ブームになっていた『論語』を…
脳科学コラムを書く際、以下2人の先生の本をほぼ全て読破し(31冊)、分析。 ○池谷 裕二氏 東京大学 薬学部教授 脳科学者 ビートたけしと安住アナウンサーが主演を務める土曜日夜のニュース 番組「新・情報7daysニュースキャスター」によく出演されているの …
「脳の柔軟性」、かなり奥が深い話です。変化への適応力の例として、よく挙げられるのが「ゆでカエル」。カエルをいきなり熱湯に入れたら、カエルは驚きすぐにジャンプして脱出をはかります。しかし「ゆでカエル」、最初は適温につかり、徐々に湯の温度があ…
脳の本質の1つは「モノとモノを結びつけて新しい情報を作る」こと。常に外からの情報を求めています。その為には「自分はもっと成長したい」原動力が必要。ルーティンワークで満足し「今のままでいいや」とう姿勢では全てが台無しになります。 爆発的成長プ…
「知りたい・学びたい」「達成感を味わいたい」は脳の本能です。爆発的成長プログラムはこの本能に忠実に従っています。 ・「脳が老ける」とは夢を持てなくなること。 『脳には妙なクセがある』池谷 裕二 著 扶桑社新書発行 ・脳にとっての幸福は、学び続け…
脳には「モノとモノを結びつけて新しい情報を作りたい」「その為の刺激が欲しい」という性質の反面、「さぼりたがり」「思い込みが強い」という何とも厄介な性質を持っています。 爆発的成長プログラムは「さぼりたがり」「思い込みが強い」を崩します。 脳…
爆発的成長プログラムでは、「言語性知能」だけでなく、「地頭の良さ」と呼ばれる、生まれつきの要素が強い「非言語性知能」も鍛えます。 ・知能には大きく「言語性知能」と「非言語性知能」がある。前者は読書で教養を積む など、後者は「地頭」と呼ばれる…
脳力は30歳を超えると一気に開花します。ということは、20代のうちに土台をしっかり作ることが必要です。 ・一見関係のないものとものの間につながりを感じる能力は、30歳を超えると飛躍的に 伸びる。30歳まではフレームの構築に力を入れ、フレームが構築で…
知識は、その知識をいかに使うか?で「知識」は「その人独自の知恵」へと変わります。爆発的成長プログラムでは、企業の成功・失敗事例を洪水のように提供し「その知識を使って、どうアウトプットするか?」をひたすら実施します。あらゆる事例が自分 の血肉…
更に自分自身に適度なストレスをかけることが必要です。 この点も爆発的成長プログラムで達成します。 ・脳はすぐには変わらない。脳細胞を鍛えるのは、筋トレと一緒。毎日少しずつ鍛えて いく。自分に合ったストレスをかけながら、徐々に目標をあげていく。…
脳科学コラム10.「努力できる」は才能? 「努力できること」は一つの才能です。 「伸びしろ」観点から考察すると、目先のことをそつなくこなしていくタイプよりも 努力できるタイプの方が、はるかに伸びます。 ・「努力できること」は生まれつきの才能。…
より良い「ゆらぎ」は知的好奇心次第。「入力+ゆらぎ(知的好奇心)=より優れた出力」を生み出せるかどうか?「感情が盛んな時こそ、よりモノを覚える」背景にも、このロジックがあります。爆発的成長プログラムでは「この情報、面白いな」視点を非常に重…
コラム10で記載しましたが、「努力できる」というのはひとつの大きな才能です。 ケアレスミスが多い、且つそのことにコンプレックスを持って努力している人は、 まさにダイヤの原石です。脳のストッパーを外すことで才能が一気に開花します。 ・アイデアが…
上司から「もっと自分に自信を持てよ」と言われることがあるかと思います。 それでも「自分に自信を持てない」理由は、自分自身が納得していないからです。 成果を挙げていくと、いつのまにか「自分ならできる」へスイッチします。 ・未来を予測する最善の策…
やる前からモチベーションがないのは当たり前。 今日はモチベーションがないなと感じた時、まずは手を動かします。手を動かしてくるとどんどんのめりこんでいくことを「作業興奮」と言います。 ・手を動かさなきゃ、脳は働かない。 『脳はこんなに悩ましい』…
欧米組織では、人材育成や組織開発で活用されているが、残念ながら日本では全く浸透していない理論です。人の成長を5段階にわけ、次のステージへと移行を促す考え方。 発達段階1:思春期 発達段階2:成人の10%がこのレベル。 自分メインで、相手の立場に…
下記、意見が分かれているが、そもそも意見がなぜ分かれているのか?その理由は、 成人発達理論の「その人の発達段階が考慮されていない」点にある。レベル2であれば池谷氏であるが、レベル4では中野氏となる。 ・仕事で達成感を感じるためには、「目標は…
モチベーション対策として「作業興奮」がありますが、「この仕事が好き」に勝る モチベーション対策はありません。 ・「出生したい」など目標を多く挙げる人ほど、仕事は長続きしない。「好きだから」 に勝るモチベーションはない。 『できない脳ほど自信過…
人間には「1人より皆で力を合わせて」という性質があります。爆発的成長プログラムが「数人を1グループとし、グループ全員でモノを考え、結果を出す」という形をとっている理由は、この点にあります。 ・人の脳には、食欲と同様、他人とのコミュニケーショ…
「心技体」、正にその通りだと思います。体を整えていると、心も整ってきます。 ストレスの自己認識(自分はどれだけストレスを浴びているか?)は難しいので、メンタルがやられる前に、体を動かすことを日課とすることがとても大切です。 ・人それぞれ持っ…
「災害大国」だからこそ、不安を感じる遺伝子が多いのは当然と言えば、当然の気がします。自分自身の根っこにそのような仕組があると理解すると、もっとチャレンジできるかと思います。自己認識は大切です。 ・日本が地球上の総陸地面積で占める割合は0.28%…
「東大思考」とは何か?を10冊ほど購入し分析した所、「目標設定のきめこまかさ」にあることが分かりました。目的は東大入学、そのためにどうすればいいのか?自分には何が足りないのか?等、自分の学力レベルを明確にし、それをクリアすべく目標を設定しま…
下記方法は、実際にすこぶる使えます。 ・眠っている間に、脳は仕事の事を勝手に考えてくれている。夜寝る前に書類に目を通 しておくと、翌日よいアイデアが出てきたりする。また、複数のプロジェクトを抱え ている場合は、ひとまず全てのプロジェクトの書類…
下記方法は、脳の性質「アウトプット志向」とちょっと違うのでは?と思います。 個人的には、1回目に「この考え方はどう活かせるか?」姿勢で読み、自分で感じたことをそのまま書籍に記入します。この読み方ですと、2回目以降は自分が書き込みを記入した箇所…
爆発的成長プログラムで、「方法記憶」は確実に身につきます。 ・ある分野を極めることができるようになると、他の分野の理解も簡単になる。それは 「理解する方法」を習得したから。天才を作るのは、この「方法記憶」にある。 『受験脳の作り方』池谷 裕二 …
集中力が足りずにミスが多い、その点にコンプレックスを持って努力できる人材こそ正にダイヤの原石です。「企業の未来を描き、実現させる」のは発想力がある人材でないと無理です。発想し、実現させていくためには様々な壁があります。失敗も人より多いと思…