脳科学コラム19.ストレス対策?とにかく歩きましょう!
「心技体」、正にその通りだと思います。体を整えていると、心も整ってきます。
ストレスの自己認識(自分はどれだけストレスを浴びているか?)は難しいので、メンタルがやられる前に、体を動かすことを日課とすることがとても大切です。
・人それぞれ持っている「意志力の量」は決まっている。やる気や忍耐力は、同じ
「意志力の壺」からエネルギーを使うため、「意志力」はどんどん減っていく。その
為、我慢し続けていると、忍耐力は自動的に落ちてしまう。おそらくほとんどの人が
経験している。『できない脳ほど自信過剰』池谷 裕二著 朝日新聞出版発行に加筆
・脳の特性の1つとして「脳は体に影響される」。体が整えば、脳にも反映される。
運動すると脳の一部分が活性化され、うつ病の原因物質を分解し、脳を守る。
『できない脳ほど自信過剰』池谷 裕二著 朝日新聞出版発行
・ストレス対策で重要なのは「ストレスはあって当たり前」と思っているかどうか?
人間は生きている限りストレスを感じる。最も大切なのは「ストレスを感じてもいい
んだ」と認識すること。過度にストレスを怖がっていると余計にストレスが増す。
ストレスを感じながら「自分には解消する方法がある」逃げ道を持っているかどうか
がネックとなる。『脳はなにかと言い訳をする』池谷 裕二著 新潮文庫発行
・ストレス対策で『マインドフルネス瞑想』が流行っていますが、効き目はあるのか?
α波は『マインドフルネス瞑想』するまでもなく、目を閉じればすぐに出てくるも
の。現実から目をそらして楽になる、という点では効果はあるかもしれないが、所詮
それまでのこと。『脳はなにかと言い訳をする』池谷 裕二著 新潮文庫発行