知の旅

真のリーダー人材に欠かせない知識を 追求する「知の旅」。知識がなく敗れ去る、世界の歴史で幾度も発生した事実は今でも変わりません。 脳科学、世界史、宗教、東洋思想、日本人の価値観、リーダーシップ論、マネジメント論、各戦略論などで「知の旅」をし、役に立つ情報をお届けします。

脳科学コラム10.「努力できる」は才能?

 

脳科学コラム10.「努力できる」は才能?

 

「努力できること」は一つの才能です。

「伸びしろ」観点から考察すると、目先のことをそつなくこなしていくタイプよりも

努力できるタイプの方が、はるかに伸びます。

 

・「努力できること」は生まれつきの才能。何かを行うことで生じる報酬や成果を感じ

 る脳の機能が高く、且つ損得を冷静に計算する機能が鈍い人こそが「努力できる

 人」。逆に何かを行うことで生じる報酬や成果を感じる脳の機能が弱く、損得を冷静

 に計算できる人が「努力できない人」。

『あなたの脳のしつけ方』中野 信子 著 青春出版社発行

 

・本当の天才を育てるためには、好きな事に没頭できる環境を作ること

『「嫌いっ!」の運用』中野 信子 著 小学館新書発行

 

・「脳への挑戦」というのはひとつのキーワード。脳は刺激を求めたがるが、反面

 「いつでも安定して見方をしてしまいがち」な性質がある。常識を打ち破るために

 は、安定しがちな脳と戦う必要がある。刺激を受け止められるアンテナが常に必要。

『海馬』池谷 裕二 糸井 重里著 新潮文庫発行