脳科学コラム8.アウトプットの法則
知識は、その知識をいかに使うか?で「知識」は「その人独自の知恵」へと変わります。爆発的成長プログラムでは、企業の成功・失敗事例を洪水のように提供し「その知識を使って、どうアウトプットするか?」をひたすら実施します。あらゆる事例が自分
の血肉となります。
・「脳の働きが悪い」とは、脳からの出力が正常であっても、脳への入力がない人は、
脳の働きは悪い。『海馬』池谷 裕二 糸井 重里著 新潮文庫発行
・データベースにあるアイデアを必要な時に引き出したり、あわよくば次から次へと
アイデアをマシンガンのように繰り出すようになるためには、「アイデアをしょっち
ゅう使っておくこと」。『あなたの脳のしつけ方』中野 信子 著 青春出版社発行
・出力の機会が多ければ多いほど、記憶は定着する。脳はアウトプット志向。しかし
学校教育は知識詰込み重視で「入力」重視。
『脳はこんなに悩ましい』池谷 裕二 中村うさぎ著 新潮文庫版発行
・勉強において一番大切なことは、知識の「出力」。脳科学者の間では有名な事実だ
が、一般的には知られていない。再読を何度繰り返しても、知識はほとんど定着しな
い。
『パパは脳科学者』池谷 裕二 著 クレヨンハウス発行
・脳は何度も入れ込む(学習する)よりも、その情報を何度も使うことで、長期間安定
して記憶として保存できる。入力より出力を重視でできている。
『脳には妙なクセがある』池谷 裕二 著 扶桑社新書発行
・学習の早道は、良い例を数多くインプットし、自分もそれを使えるように真似て使っ
てみること。『ヒトは「いじめ」をやめられない』中野 信子 著 小学館新書発行