知の旅

真のリーダー人材に欠かせない知識を 追求する「知の旅」。知識がなく敗れ去る、世界の歴史で幾度も発生した事実は今でも変わりません。 脳科学、世界史、宗教、東洋思想、日本人の価値観、リーダーシップ論、マネジメント論、各戦略論などで「知の旅」をし、役に立つ情報をお届けします。

脳科学コラム8.アウトプットの法則

知識は、その知識をいかに使うか?で「知識」は「その人独自の知恵」へと変わります。爆発的成長プログラムでは、企業の成功・失敗事例を洪水のように提供し「その知識を使って、どうアウトプットするか?」をひたすら実施します。あらゆる事例が自分

の血肉となります。

 

・「脳の働きが悪い」とは、脳からの出力が正常であっても、脳への入力がない人は、

 脳の働きは悪い。『海馬』池谷 裕二 糸井 重里著 新潮文庫発行

 

・データベースにあるアイデアを必要な時に引き出したり、あわよくば次から次へと

 アイデアをマシンガンのように繰り出すようになるためには、「アイデアをしょっち

 ゅう使っておくこと」。『あなたの脳のしつけ方』中野 信子 著 青春出版社発行

 

・出力の機会が多ければ多いほど、記憶は定着する。脳はアウトプット志向。しかし

 学校教育は知識詰込み重視で「入力」重視。

『脳はこんなに悩ましい』池谷 裕二 中村うさぎ著 新潮文庫版発行

 

・勉強において一番大切なことは、知識の「出力」。脳科学者の間では有名な事実だ

 が、一般的には知られていない。再読を何度繰り返しても、知識はほとんど定着しな

 い。

『パパは脳科学者』池谷 裕二 著 クレヨンハウス発行

 

・脳は何度も入れ込む(学習する)よりも、その情報を何度も使うことで、長期間安定

 して記憶として保存できる。入力より出力を重視でできている。

『脳には妙なクセがある』池谷 裕二 著 扶桑社新書発行

 

・学習の早道は、良い例を数多くインプットし、自分もそれを使えるように真似て使っ

 てみること。『ヒトは「いじめ」をやめられない』中野 信子 著 小学館新書発行