知の旅

真のリーダー人材に欠かせない知識を 追求する「知の旅」。知識がなく敗れ去る、世界の歴史で幾度も発生した事実は今でも変わりません。 脳科学、世界史、宗教、東洋思想、日本人の価値観、リーダーシップ論、マネジメント論、各戦略論などで「知の旅」をし、役に立つ情報をお届けします。

「知の旅」を行う理由とは?

「教養」ブームですが、確かに知らなければ何も始まりません。

 

もともと、『孫氏の兵法』『クラウゼヴィッツ戦争論』を研究し、当時勤務していた会社の戦略立案で大いに活用していました。そこから中国古典に興味がいき、当時ブームになっていた『論語』を10冊ほど読んだのがきっかけです。

 

あらゆる学者が「これからは論語の時代」と言っていますが、なんともつまらない。本当に自分達の祖先はこんなつまらない書籍を古来より読んでいたのか?疑問に感じ、いつから日本で論語が読まれるようになったのか?調べてみました。

 

なんと江戸時代から、割と最近です。論語は2500年前からあるのですが、なぜ江戸幕府はわざわざ取り入れられたのでしょうか?「きれい事な価値観で民衆を縛りつけ、大人しくさせる」点にあったのではと思います。論語のこのような使われ方は、本場中国でも古来より同様です。「革命を起こそう!」勇ましい気持ちを元から絶ちます。

 

その逆、知識を武器に世界を変えたのがドイツから始まった宗教改革、ナポレオンが登場するフランス革命です。

 

ヨーロッパでは、キリスト教によって信仰の面だけでなく、政治や外交まで全てが支配されていました。なぜそんな状況になっていたか?

 

当時の世界共通語はラテン語、聖書をはじめ政治や外交文書も全てラテン語ラテン語の読み書きができるのは聖職者だけ。民衆は当然ながら、王侯もほとんどラテン語が分からず、結果自ずと全ての権力が聖職者に集中します。ドイツではマルティン・ルターが聖書をドイツ語に翻訳し、聖職者の特権構造を打ち破ります。

                                               

フランス革命のきっかけは、ルソーなどの啓蒙主義思想(民衆と国家のあり方)が登場し、皆が集まるサロンで「今の国の在り方は正しいのか?」民衆による熱い議論がパリのいたるところで繰り広げられていたことにあります。その熱が「国王、ふざけるな」という形で民衆による暴動となり、ルイ16世が処刑される所からフランス革命は始まります。

 

知らなければ何も始まりません。それに貢献するのが「知の旅」です。

 

「知の旅」では、以下を研究し、実務面でどう活かせるか?を紐解いていきます。

脳科学行動経済学、東大思考研究

○世界の各理論研究(リーダーシップ論、マネジャー論、人材育成理論、競争戦略等)

○「教養」レベルでななく、「実務レベル」で活かせる世界史、中国古典

 

どんなコトを書くか?

 

例)

脳科学を実社会で活かすためには?

・皆さん、東大卒には絶対勝てないと思っていませんか?

・それは、世界のリーダーシップ論から考察すると、多分違います。

・経営戦略理論、使う方がリスクは高い?

・世界史から学ぶ、すごいリーダーシップ力とは?

 

こんな感じで私見をどんどん書いていきます。モノゴトは色々な角度から見る必要があるので、指摘をしていただけると幸いです。

 

よろしくお願い致します。